ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2022紫苑S&京成杯AH&セントウルS

紫苑S(自信A、結果C)

◎11サウンドビバーチェ

○4ニシノラブウインク

メンバー見てパッと買いたいと思ったのはニシノラブウインクだったんだけど、追い切りと当日のテンションで危うい感じ満々だったから、結局買い目はほとんどサウンドビバーチェの単勝。スタニングローズとサウンドビバーチェの馬連は直前までオッズ見ながら粘ってたけど、結局9倍つくかつかないかで、流石にこれならビバーチェ単勝の方が全然分があるでしょって言いながら買った。ダメだった。でもクビ差で惜しかったしな~。まぁええか。

予想としては開幕週の中山ということで、素直に内先行有利と読んだ。ペースも緩くなると思ってたしね。シンプル予想isベスト。

1着スタニングローズ

そもそもちょっとだけ距離が短いかなと思ってた。直線も短いし、じわじわ伸びるタイプだから条件的には向いてないレースだったはずだけど、ねじ伏せた。見た目以上に成長した内容だったと思うね。オークスはレーンの会心の騎乗の分もあったと考えてたけど、十分力を付けてるっぽい。秋華賞がタフなレースになるようならオークスの再現もあり得る。

2着サウンドビバーチェ

ま~しゃーない。1800なら勝ててた気がするし、距離の壁を感じる差され方ではあった。もたつくスタニングローズと粘るビバーチェで接戦というのは、感覚的に納得できる。

3着ライラック

この馬なんか中山と相性良いっぽい。器用なタイプには見えないんだけど、スムーズな競馬が出来てる。インを周った方が有利なこの週の馬場ではどう足掻いても3着までって感じだけど、開催が進んだ中山ならまた勝つかもな。

4着サークルオブライフ

馬体重マイナス22はどう考えても万全とは言い難いよね。出遅れつつじわじわ捲って4着に残してるんだから能力はあるけど、秋華賞に間に合うかと言われると厳しい気がする。見限れるほど悪い内容ではないので、とにかく今後次第。

5着カヨウネンカ

馬券買ってた人は悔しかっただろうなって感じの直線だった。最後すごい進路で外に出してたし、ライラックと同じ位置でスムーズにスパート出来てたら3着以上だったでしょう。馬の地力を認識できたから、こちらとしては良かった。

6着ニシノラブウインク

スタート直後、ロジレットとコルベイユの間で狭くなったところでハッスルしちゃってポジションを下げたのが敗因。ジョッキーに連続で逃げさせたくない意識があったんだろうなって感じ。周りの誰かがスッとハナ取ってくれれば、直線もう少し伸びる余力が残せたかもね。

7着シーグラス

この馬いっちばん外を走ってるから不利。

9着サンカルパ

騎手コメントにも出てる通り、ピタッと脚が止まってるから距離っぽいね。現状1800まで?

 

京成杯AH(自信C、結果B)

◎11ファルコニア

○2コムストックロード

▲9シュリ(競争除外)

ファルコニアの単勝だけ当たってタダ競馬。相手はイチかバチかだったからしゃーなし。なんなら◎▲のワイドを地味に狙ってたから、競争除外は効いた。

予想は紫苑Sと全く同じで、内先行馬狙い。ベレヌスがまったり逃げるだろうと思ってたから、とにかく前に付けてないと無理なレースになるだろうと思ってた。実際は途中でミッキーブリランテがハナを主張するドキドキするレース展開になったけど、前有利なレースには違いなかった。序盤がかなり遅かったからね。

1着ファルコニア

ま~このメンツなら勝ってもらわないとという感じはあった。どこでも器用に立ち回る馬だから、相手関係が緩くなって、且つ展開が向く今回はチャンスだったよね。こうやって結果が出た後だと当たり前すぎて、何も考えずに単勝だけ買っておけばよかったな~以外の感想が出てこない。実際はクビ差だから、言うほど圧勝では全然ないんですけどね。勝ち方が紫苑Sのスタニングローズと同じ感じ過ぎておもろい。

2着ミッキーブリランテ

スタート後は中団後方にいたけど、一気に捲ってハナを取ったのが結果的には良かったね。あの位置に居たら間違いなく良い結果にはなってなかっただろうから、素直に好騎乗。でも、ずーっと乗ってたわけでもないのによく強気に動かしたな~。勝っててもおかしくなかったけど、勝ち馬が強かった。

3着クリノプレミアム

ファルコニアの外か後ろかって辺りをずーっとキープ出来てて、ポジション有利だった。直線でミスニューヨークと接触があっても怯まず最後まで伸びたのも偉いね。1800で覚醒したイメージ持ってたから半信半疑だったけど、前走ヴィクトリアマイルだった分、レースレベルが一気に落ちて相対的に楽な競馬が出来たっぽい。敗因は外を回らされたことだと思う。外枠だったからしょうがないけどね。このレースは外枠で3着まで独占してるけど、コース取り的には外を回った馬が不利なレースだったはず。

4着ミスニューヨーク

強いんだけど、前走と似たような競馬になってしまった。悪くないポジションから直線進路無し。最後すごい狭いスペースに割り込んで追い詰めてたから、スムーズなら3着は入れ替わってたかな~。これで次走人気が落ちれば馬券的に面白い馬になるけど、なんだかんだバレてるから次も人気になるんだよな。

5着ベレヌス

この馬も強いね。前走は斤量55で坂も無い小倉1800を前半36.5で逃げてるからな。そりゃ勝つわって内容だった。今回は斤量57で急坂がある中山の距離短縮ということで、苦しそうな気配が漂ってた。しかもレースではブリランテにハナを叩かれて泣きっ面にハチって感じだったけど、それでも5着に残したんだから充実してる証拠。今度また坂があるコースに出てきた時に人気が落ちるようなら、展開不利が見え見えじゃない限りは狙ってみるのもよさそう。

6着シャーレイポピー

この馬6着だったんだという感じ。スタートでバランス崩して、最初のコーナーでインテンスライトに前に入られてポジション下げて、それを中盤以降で巻き返すような競馬をしてるから、もっと負けててもおかしくない内容だった。この馬はまだまだ未完成な感じも感じるから、じわじわ良化してくるかもしれないね。前走よりかは可能性を感じる内容だった。

7着インテンスライト

どうだろ。そもそも展開不利といえばそうだけど、最後シャーレイポピーにかわされてしまったのは評価を下げざるを得ない気がする。

8着コムストックロード

馬券を買ってた身からすると、距離がもったらラッキーくらいの気持ちでベレヌスのケツを追いかけてほしかったなという感想。道中ズルズルとポジションを悪くしてしまった分を直線で挽回するのは不可能だったね。1200で走ってる馬が今回のレースを追走できないって理屈は無いから、多少折り合いを欠いてたであろうことを考慮すると、距離適性はほんとにギリギリって感じの走りに見えた。今回以上に斤量や枠順や予想段階での展開が恵まれることはあるのだろうか。

11着ルフトシュトローム

去勢明けということで小倉記念のヒンドゥタイムズがよぎったけど、普通に展開不利だった。

12着ダーリントンホール

前走のエプソムカップみたいな時計のかかりそうなタフな状況の方が相対的に有利な馬だと思ってるから、今回の内先行有利の馬場では厳しいね。

 

セントウルS(自信A、結果S)

◎5メイケイエール

○12ファストフォース

▲11ソングライン

馬券が当たったうれしさももちろん含まれてるけど、純粋に観戦してて気持ちがいいレースだった。メイケイエールあり得んだろ、なんだあの勝ち方は。高松宮記念で能力を確信して、京王杯の時もつえーつえーとは思ってたけど、今回はレベルが違った。

予想はこちらもシンプルで、開幕週なんだから先行する馬が有利。いくら中京1200の直線が長いとは言っても、開幕週の短距離戦では限度がある。ただ、逃げ馬はメイケイエールにサクッとかわされて苦しくなるだろうと見てた。馬券はメイケイエール頭は流石に揺らがないと思ってたから、◎○の馬連が本線で、抑えとして◎○▲と◎▲○の三連単を買ってた。メイケイエール頭固定の馬単にしといてもよかったなと人生で初めて思った。

馬場状態はコースレコードを更新するくらい時計の出る良馬場だった。

1着メイケイエール

怪物。前半3Fが32.5のレースを先行して、上がり32.9使うのは狂ってる。このレースのメイケイエールと競り合える馬なんて競馬史上で考えても数えられるほどしかいないだろ。ただ、この馬の不気味なところは、馬体を見れば見るほど1200がベストだとは思えないところなんだよな。百歩譲って1400、なんなら1600~1800が最適ですと言ってほしい馬体をしてる。牝馬なのもあってスラっとしてるんだよな。今は気性の問題で渋々1200を使って競馬を教えてる状態だって言説は真実だと思うから、これでマイルに対応できるようになる時が来たら、世界が壊れてしまうかもしれない。今回は道中一頭で走れたことも手伝ってか折り合いも許容範囲だったし、調教でも前ほどハチャメチャな感じは見せなくなってきてたし、馬体も一回り大きくなって、G1取れる可能性が高まってるのを感じる。

2着ファストフォース

あんた強いよ。メイケイエール指で隠せば圧勝じゃん。CBC賞ではテイエムスパーダのハチャメチャラップに屈し、北九州記念では枠と展開不利に泣きという感じだった。今回はペースが速くても前が有利な馬場で、もともと高速時計への対応力はある馬だから条件向いてたな。何も言うことない。ただ前を走ってた馬が超一流だった。運負け。

3着サンライズオネスト

するする内を回って上手く立ち回った結果。展開的には不利と言ってもいいポジションから追い込んだわけで、力は間違いなくある。今回は上位2頭が強かった。

4着ダディーズビビッド

メイケイエールとソングラインを除けば、パドックで一番よく見えた。サンライズオネストとの差はコース取りだったと思う。時計が早すぎて、道中外を回った差が露骨に着順に出ちゃうレースだった。しゃーなし。

5着ソングライン

「実はスプリント適正もしっかりありました」って言われながら馬券内に来た時があまりに悔しすぎるから3番手評価したけど、こうなるよなって感じの順当な結果。でも、想像してたより負けなかったし、なんならもう少し時計がかかってればマジで3着あったなって感じのレースっぷりだった。あの位置から届くわけないからなこのレース。次走もう一回1200走らせたらいい線行くと思う。走らないけど。

6着モントライゼ

最後ソングラインに差されてしまったけど、良い内容だった。早い段階でいっぱいになったように見えるけど、それでもダディーズビビッドに食い下がってたし、騎手コメントの通り、次につながりそうな内容だった。今回は流石に時計が早かった。

 

 もう3日後はローズS。まだ全然調べてないから急がないといけない。でも、今週の平地重賞はどっちも人気馬で決着しそうな雰囲気を感じる。セントライト記念は特に。中山の2200でアスクビクターモアがコケる未来はあんまり見えないよ。まぁ土曜の夜にゆっくり考えて、2週連続でアドを取れるよう頑張ります。