ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2022オールカマ―&神戸新聞杯

・オールカマ―(自信A、結果C)

◎5ヴェルトライゼンデ

○8デアリングタクト

▲4ソーヴァリアント

☆10テーオーロイヤル

う~~ん。中山外回りのレースって少なくて、2200に至っては先週はこのレースしかなかったからはっきりとは分からないんだけど、結果だけ見ると内を周った馬が極端に有利なレースだったと言っても過言ではない気がする。もう1着~4着までを内を周ってた4頭だけで完全に独占してるからなぁ。中盤までややスローで走った分、コーナーからの加速が激しいロングスパート戦だったから、内を上手く立ち回った馬がスムーズに加速できて有利だったのかなぁ。上位の馬も全員弱い馬ではないのは知ってるけど、あまりにも極端な結果。中山外回りはもう少しいろんなレース見て理解しく必要があるな。

予想段階でデアリングタクトが次走を見据えて後方から行くだろうってことは想像してたけど、それでもまぁ中山全体で見れば差しが迫る場面もいくつかあったし、前を走る馬がどんだけ強いかだけだなってイメージだった。ソーヴァリアントは休み明けだったから、消去法で本命ヴェルトライゼンデ。鳴尾記念かなり良い競馬してたから、今回も似たような競馬を求めてた。

1着ジェラルディーナ

ほ~~~~~~~んとに勝ててよかったねぇ。脚は使うけど差し切れない競馬が続いてたけど、この馬の適正は実は今回みたいな立ち回りを活かす競馬だった説大いにある。馬が完成しつつあるのかもしれんね。母の血を一瞬匂わせる競馬っぷりだった。武史もウインキートスの外にこだわらずに内を突いたのが結果的に良かった。冷静厨。

2着ロバートソンキー

人馬一体。進路が開くまでじっと我慢して、一瞬開いたところをぶち抜いてきた。騎手も馬もとてもいい内容だった。直線でムチ入れるタイミングかっこよすんぎだからパトロールで見てみてほしい。

3着ウインキートス

この馬もスローペースの競馬にすこぶる強いな相変わらず。調子はめちゃ良いわけではなかったはずだけど、きっちりバビットを差し切って、内枠の責務を果たした感じ。今回馬券内の馬の中だとこの馬だけは買おうと思えば買えたな。買っても相手が来ないから意味ないけど。

4着バビット

上出来すぎ。スタートで外に膨れるように出ちゃって、そこからハナを取るためにそこそこ脚を使ったのが響いたね。今回の外枠は不利すぎた。ほんとにギリギリだったのか外からかなり鋭く切り込んでるんだけど、前に入られたキングオブドラゴンがクビを上げる感じで体制崩して、ソーヴァリアントと接触しちゃってる。ナカヤマフェスタ産駒って珍しい気がするからこれからも頑張ってほしい。

5着テーオーロイヤル

やっぱ競馬のセンスがある馬なんだな~と思った。先行して外を回した馬で最先着だから、前走3200からの休み明けでこんだけ走れれば全然いいでしょって感じ。安定感あるね。この馬は馬体がすごくよくなってたから、これからもきっちり走ると思う。

6着デアリングタクト

ま~展開不利よ冷静に考えて。それでも宝塚記念の時ほどは伸びなかったように見えるけど、それも相対的な感覚でしかない気がする。宝塚の時はあり得んハイペースのガチ消耗戦だったから、この馬が得意な(はずの)舞台設定だった。今回はスローペースよりで、内前を上手く立ち回った馬が爆発的な上がりを使ったレースだからあんま伸びてないように見えるけど、普段通りじわじわ伸びてはいる。次走がどこなのかで買うかどうかを決める必要はあるけど、タフなレースでオッズが上がれば美味しいかなと思ってる。でも、宝塚の時ですらそこまでオッズ上がらなかったから今回も上がらないんだろうな~。

7着ヴェルトライゼンデ

素直にソーヴァリアントをマークしたらレースに乗り遅れたンゴ。それと、坂を上り切るくらいまで手前変えてないから、右回りはパフォーマンス落ちるかもしれんね。調教でも手前替えに手こずる場面あったんだったかな。覚えてない。とにかく次走の調教で手前替えチェックってことで。

13着ソーヴァリアント

足元がどうこうなったってわけじゃなかったのは不幸中の幸いだった。バビットに不利を受けたキングオブドラゴンと接触してからめちゃくちゃ引っかかってハッスルしてたのもあるし、今回はもちろんノーカンで。有力馬の中ではこの馬が一番ポジション取れてたから最後まで見たかったな。次走までお預け。

 

神戸新聞杯(自信B、結果C)

◎2ボルドグフーシュ

○14プラダリア

中京の馬場は特に先週と変わらず、時計が早めかな~くらいの印象。結果的に見れば内有利なんだけど、基本的に競馬は内有利だし、目立った傾向とまでは言えない程度。

予想も力のある馬を選んだだけ。まさかこんな結果になるとはって感じ。ジャスティンパレスはゲートが開いた後に買えるなら迷わず買うくらいポジション良かったから分かるけど、ヤマニンゼストは気合のイン突きすぎ。

1着ジャスティンパレス

ほぼほぼ完璧な競馬。ホープフルS以来の思い通りの競馬になったんではないでしょうか。この馬は先行してこそな馬なんだけど、スタートセンスがあんまりないのが噛み合ってなかったんだよな。結果的にはデムーロから乗り替わったのが良い方に出た感じ。ただ、ポジション取れたにしても突然強すぎな気はするし、夏を超えて馬がちょっと大人になったのかな~。直線ヨレるのも多少マシになってるし。

2着ヤマニンゼスト

武豊、無欲のイン突き。直線リカンカブールに寄られて進路がキツキツになったけど、しっかり伸び切ったし強い内容。距離が伸びたのが吉と出たっぽい競馬だった。

3着ボルドグフーシュ

これ以上ない理想的な騎乗。大外ぶん回したから3着だけど、回さなかったら権利取れてなかった。今回はずっと馬群がごちゃごちゃしてたから、後方待機した時点でイン突きは不可能と考えるのが自然。12番人気のヤマニンゼストとは立場が違う。1着2着馬が内を上手く立ち回ったのに対して、勝負所からずっと外回して3着にまで上がってきた能力は評価できる。菊花賞でどうこうという馬かは分からないけど、能力は重賞級。展開待ちポケモン

4着ジュンブロッサム

良い内容だったと思う。枠が効いたかな~。上4頭は道中内を立ち回った馬だけど、この馬は終始外を走ってた分のロスが響いたと考えたい。多少距離が長い可能性もあるけど。

5着ヴェローナシチー

よく追い込んだ。ボルドグフーシュと似たようなポジションからの競馬だったから、末脚の限界の差。爆発的な末脚が使えるタイプではないと思うから、もう少しタフなレースになる時に狙いたい。

6着リカンカブール

多分逃げたくはなかったんじゃないかな~と思う。早めにジャスティンパレスにかわされる厳しい展開だったけど、よく粘った。内枠を上手く利用した分もあるけど、いい結果だと思う。

7着パラレルヴィジョン

ま~キャリアの浅い馬だし、道中インを通れた分、直線は難しい競馬になった。それでも7着まで上がってきてるわけだし充分な内容だと思う。

8着プラダリア

う~ん、負けすぎといえば負けすぎだけど、枠的に展開がきつかったのはありそう。道中ずっとプレッシャーを受けて走ってた分って感じはする。もちろん仕上がりの差も関係あるとは思うけど。

9着ビーアストニッシド

あの位置からズバッと伸びるイメージはないからなぁ。枠的に先行するのには脚を使いそうだったし難しかったっぽいな。もうちょい距離が短い方がのびのび競馬出来そうなタイプ。

10着アスクワイルドモア

追走終わってたな。どういう状態だったんだろ。最後はじわじわ伸びてるし調子が悪かったわけではない気がするけど。

11着レヴァンジル

捲っていく競馬は相当地力がないとなかなか難しいレースだった。

15着サトノヘリオス

かなり力んで走ってた。気性的な問題が解決しないと難しい。

 

 今週はどっちもなかなか勝ち切れなかった大器が勝ったな~。オカルティックな話だけど、競馬におけるこういう””流れ””みたいなのは意外と漂い続ける気がする。最近の重賞勝ち馬の中だとヴェントヴォ―チェ、カラテ、ファルコニア、メイケイエール、アートハウス辺りはなんとなく雰囲気感じる。こんなこと言っててもしょうがないけど、競馬に神がいるのもまた事実ってね。

 来週というか今週はスプリンターズS凱旋門賞。あとシリウスS。とりあえずスプリンターズSは気合入れて予想するから、シリウスSまで手が回るかは不明。でも、今週は俺の馬券なんて全部はずれて良いから凱旋門を日本馬が勝ってほしい。もう終わらせてくれ~~~。シリウスSの予算と合わせて日本馬以外の全馬の単勝買うべ。