ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2024天皇賞春&青葉賞

天皇賞
◎1サリエラ
○12ドゥレッツァ
▲6ディープボンド
☆18ハピ

内前有利でやや時計が出る傾向はあったけど、このレースは長距離だし馬場の影響は薄かったように思う。中盤までタイトなラップだったが中盤から終盤直前でがっつり緩んで、そこからスパート。

1着テーオーロイヤル
早めに動くプボを捕まえるためにこの馬も早仕掛け気味に動いてほしいと思ってたけど、逆にじっくり仕掛けを待たれた形。それくらい手応えバッチリだったということ。ドゥレッツァの位置にこの馬がいれば折り合いをつけるのにもう少し時間がかかったかもしれないけど、ドゥレッツァの後ろに構えられてなんとかなった。道中サヴォーナ池添が外に張り出してテーオーを隊列から弾こうとしてるのエグかったし。これで圧勝するんだから素直にGG。

2着ブローザホーン
思ってた10倍強かった。大外から最後伸びてるのは結構すごいと思う。ラップ推移的には前が有利なレースではあったから評価したい。もちろん前でガス欠した馬もいっぱいいたから、前にいればいいレースでもなかったけど。

3着ディープボンド
春天で後悔してるの、この馬を本命にしなかったことだけ。去年のミスを踏まえて買いはしたけど相手が抜けちゃった。去年の春天で上手く買わなかったバカな俺に無限にムカつくからあんまり深く考えたくない。よく考えなくても京都春天の神です。

4着スマートファントム
イン突きが偉い。それ以上でもそれ以下でもないが、とにかくイン突きが偉い。サリエラにやってほしかった競馬をやってた。

5着ワープスピード
この馬も内を上手く立ち回ってしっかり走り切った。

6着サヴォーナ
テーオーロイヤルのところでも触れたけど、かなり挑戦的な競馬だった。3200はちょっと長いんだろうなという感じはするが、内容はかなり良かった。

7着タスティエーラ
宝塚で会おう。

12着サリエラ
内をこすく立ち回らないとキツイ。

15着ドゥレッツァ
熱中症との話もあるが、それを差し引いても折り合いで無理だったと思う。戸崎がダメとかではなく、ルメールしか無理。菊花賞ヤバかったもん。むしろ戸崎は結構上手くやってたと思う。出たなりでもうちょい後ろのポジションだったらまた違ったかもしれないけど、マテンロウレオしか目の前にいない時点で詰んでた感じ。ドウデュースとかドゥレッツァとか、同情します。

 

青葉賞
◎6フォスターボンド
○9ヘデントール
▲12アバンデル

馬場は時計がそこそこ出てやや内前有利。レース自体はパワーホールが離して逃げた分ラップ激しいが、後続はそこまで早くない。

1着シュガークン
先行した馬の中ではこの馬しか評価しない。先行抜け出しのお手本。そこまで強い馬だとはまだ思ってないんだけど、一定の評価はせざるを得ない。

2着ショウナンラプンタ
ホープフルで大暴走して、ゆきやなぎ賞も折り合い微妙だったから、普通に折り合えないだろうと思ってたらその通りだった。でも来たわなんやねん。2400を道中あんだけ喧嘩しながら直線伸びるの何が理由かよく分からないが、まぁスタミナか。気性のせいで距離延長は難しいだろうから、京都記念とかか?

3着デュアルウィルダー
前走逃げて圧勝した馬は評価が難しいから基本買わないんだけど、その割に良い感じの競馬が出来たと思う。それなのに引っかかって位置取りを上げたショウナンラプンタに位置取りの差で負けてるの納得いかなさそう。直線最後の方ずっと逆手前。

4着サトノシュトラーセ
1枠1番なのに道中でさっさと外に出して、前目の外に位置取りして、あとは直線伸びるだけという割と王者の競馬だった。直線でシュガークンに弾かれたトロヴァトーレが前に出てきて一瞬ブレーキ踏んでの負けだから、道中と直線を総合的に評価すると、シュガークンと同じくらいの評価を与えたい。実質2着。

5着ウインマクシマム
このレースで一番展開向いたのはこの馬だったと思うから、5着ではダメだ。でも、敗因も明確で、直線前に後続を引き付けた(多分引き付けてる)せいで負けた。大とびな走法でワンペースなタイプだから、むしろパワーホールについて行って後続とのリードを保って直線を迎えたほうがよかったはず。うまい具合にリードをつけられる展開だったから非常にもったいなく感じる。人気してたからパス出来たけど、穴だったら買ってたから、このレース見せられたら発狂してたかもしれん。

6着フォスターボンド
がんばたねぇ。内でじっくり足を溜めて、直線もイン突きでスムーズに追い続ける理論値みたいな競馬でこの着順だから力が足りなかったかな~。

7着コスモブッドレア
頑張ってはいるけど展開向いてると思うから、そこまで評価はしない。ただ、そこまで力が無い馬ってわけでもないから重賞未満のレースでは普通に。

8着ヘデントール
物理的に届かない位置から一応末脚は使ったけど、実りのあるレースではなかっただろうな。馬が未完成なのは間違いないし、じっくり育ててればいつか花開くかもしれん。

9着アバンデル
ヘデントールより後ろからだからそりゃ無理だ。脚は使えてるけど。

11着トロヴァトーレ
この馬はピッチ走法で、中山から東京でパフォーマンスを落とすのは理解できる。小手先が重要になる競馬場で長すぎない距離では見直せると思う。弥生賞は引っかからなければある程度勝負になってたのかなぁ。

 

 今週は日本競馬はダメだったんだけど、香港で血統予想にタダ乗りしたら当たって地味にプラスだった。ハピハピ~。天皇賞春はハピが競争中止して、本命対抗の1番人気と3番人気をぶっ飛ばしてふにゃふにゃだったけど持ち直せた。やっぱり青葉賞みたいな買い方で馬の方が歩み寄ってくるのを待つ方が精神衛生的にも収支的にもよさそうだなと再認識。京都の天皇賞春で2年連続ディープボンドを馬券に出来なかったの一生後悔しそうで今から嫌。特に去年ヤバイわ。
 来週はNHKマイルCアスコリピチェーノは買うだろうけど、他は割と枠を見ないと何とも言えない感じ。またジャンタルマンタルにやられるのかな~嫌だな~。