純正受けループでのリザードンの処理の仕方がわからないって人をよく見るのでどういう意味なのかな〜と考えついでに記事にしようと思います。下に書いてあるリザの処理方法は受けループの放送とか見ながら我流で考えただけの方法なので受けルーパー共通の処理方法かはわからないことだけ明記しておきます。
まずリザの処理がわからないっていうのはリザードンはXとYどっちになるか選出画面でわからない割にXが剣舞逆鱗みたいな崩しに寄せ切った型が多くて受けにくいって意味だと思うんですよね。僕もそこは同意で剣舞リザXは後出しからでは完全に受け切るのは無理だと思います。
では僕が思うリザードンの優しいところを挙げたいと思います。それはリザードンXは脅威ですがYは比較的受けやすいことです。当たり前だろハゲって思うかもしれませんがこれはありがたいです。どういうことかというとリザYにはイージーできることが多いのでYを受けられる駒がリザXの処理ルートに絡むようにしてあげることで選出枠を圧縮できるんですね。具体的にいうとリザードンをXY両対応しやすい駒としてスカーフバンギラスがあるとします。でもスカーフバンギラスでリザードンXを処理することを想定していると上で述べた通りリザードンは選出段階でXかYかわからないので見えないXに対して受け駒として範囲が狭いスカーフバンギラスを選出する羽目になります。単純に相手のリザがYだったらラッキーで良かった裏目ですし、よしんばXだったとしてもサイクルの中でバンギが削られ切ってしまうこともあるかもしれません(使ったことないから知らないけど)。
しかしリザYを普段から受けている駒、例えばラッキーをリザXの処理ルートに絡めることができるとラッキー+何かの組み合わせをリザードン入りに積極的に選出できるようになりますよね。こうすることで範囲の狭い余分なポケモンを引っ張り出されずにリザードンが出てきても出てこなくても裏目にならず広い範囲を受け回せます。
この「2匹で協力して雑に処理する」というルートを取らせてくれないポケモンとして””あの””メガゲンガーがいます。ね、リザードン優しいでしょ？
ただこの方法にはリスクもあってリザXにめちゃつよポケモンを採用しているわけではないので処理方法は純正の場合「毒+ゴツメ+反動でHPを0にする」が主流になりがちなことです。この処理方法は相手のリザXを倒す代わりにこちらの駒も1枚ないしは2枚捨てる状況になることが多く、そうなると相手のリザX+何かの何かに当たるポケモンに崩し切られてしまう可能性が出ます。リザXをなんとか無傷で処理したがる人は多分この裏に崩し切られるのが嫌なんじゃないかな〜と勝手に思っています。
例えばリザX+ガブリアスのような並びに馬鹿正直にラキムドー選出をしてムドーとリザXで1:1交換をしてしまうと結局ガブリアスが通って負けてしまいますよね。こういう状況を回避するには単純ですがムドーを残しながら他の駒でリザXと1:1交換をすることで裏のガブリアスに対応します。もちろんこれいつでもどこでもできるわけじゃないんですけど意識して損はないと思います。崩しに来る相手の意図をできるだけ正確に読み取りたいですね。
この方法は結局リザXの裏に何が潜んでいるかを当てるゲームになりがちで「なんだ結局読み行動かよ」と思われるかもしれませんが、リザX入りはもともときつめの試合なので読んで拾えるならそれでいいと思いますし、実際やってみるとリザXの裏に何が控えているかを間違えることは少ないです。もちろん相手の構築次第では読み切っても選出枠がパンクして拾えなかったり、逆に裏とか関係なくドヒドムドーで試合終わってるんだけどみたいなこともあるのでそういう試合は見落とさずにきちんとイージーしましょう。
リザ入りを相手にするとき一番やっちゃいけないのはXを意識した選出、立ち回りをした結果Yに負けることだと思っているので実際に進化するまで常にYである可能性を考慮し、その上でXだった場合はどうするかを想定したいですね。
まとめるとリザX自体は龍の一貫を切ったりすることで行動を制限すれば毒+反動+ゴツメで削り切れるので何か特定の駒で処理しているというよりかは、選出画面でリザXの取り巻きを眺めながらどの駒とリザXを交換して裏を詰めるか考えてるよって感じです。ニトチャとかで反動を誤魔化しに来るリザX戦も拾いたい場合は処理ルートのどこかに守るを挟めると毒ダメがいっぱい入ってより安定しますね。そこまでするほどリザが多いとは思ってませんが。
ちなみに対リザードンでもゲンガーは汎用性を失わないスカーフバンギのようなポケモンなんでしょうかね。ゲンガーの欠点を挙げるとすればリザXに先に展開されるとしんどいのでゲンガー@2の2匹をリザードンに隙を見せないポケモンで埋める選出をしなければいけないことでしょうか。それでもゲンガーが睨める範囲が広いのでリザを睨みながら展開を作れる駒2枚を選出しても試合が破綻しにくいのはやっぱりすごいですよね。
このカットスタッフのフェチ全開で草〜w
