ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

選出

 選出率が偏っていないPTは弱いことが多いと思う。どういうことかというとPTの中で6体中特定の3匹ばかりを選出するのは構築のバランスが悪いというわけではなく、その3匹の対応範囲がとても広いことを意味しているはずだからだ。この対応範囲が広い選出というのは不安定な環境の中で安定して勝つために必要不可欠な要素であると考えている。迷った時でも出せる選出パターンがあるのは心強い。

 そして選出率が低いポケモンは要らない枠という認識よりも、裏選出を支えてくれている枠であるという認識の方が個人的には強いと思う。更に言えばそういう特定の範囲にしか仕事をしないポケモンが最後の枠にハマっている構築の方が完成度は高いと感じることが多い。何が言いたいかというと選出率が高いか低いかがそのポケモンが構築にもたらしている利益を測る物差しであるとはあまり考えたくない。

 

 

 並び単位で対応しなければ事が進まないゲームであるため、基本的には受けに徹することができるポケモンよりも受けながら広い範囲を返せるポケモンを構築に混ぜた方が選出は簡単になる。その受けて返せるポケモンに共通するのは種族値が高いこと。

 そして相対的に数値は低いが、タイプや特性などそれ以外の部分で真価を発揮するポケモンを1匹〜2匹混ぜる事で構築全体の対応範囲を広げて行くという思考回路の方が精神衛生上健全な試合を積み重ねやすいように感じる。

 7世代の構築に求められているのは数値の高いポケモンに対する深い理解と溢れた範囲をカバーする際のバランス感覚。その結果生じる揺るぎない選出。

  

 分ぁ〜かっちゃい〜るけどでっきませ〜んアホ〜レスーイスーイスーダララッタスラスラスイスイスイ〜