ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2022桜花賞

桜花賞(自信B、結果A)

◎6ウォーターナビレラ

○18ナミュール

▲1ナムラクレア

△16サークルオブライフ

 12ベルクレスタ

 8スターズオンアース

 11ラブリイユアアイズ

 3アル―リングウェイ

 5ピンハイ

☆4パーソナルハイ

予想について気になる人はひとつ前の事前予想を読んでね。

まずは馬券の話。印はバカみたいに広げてるけど、結果的には正解だったと思う。単勝はナビレラでダメ。馬連はナビレラ軸で相手をラブリイまで広めに買ってたので取れた。三連複はナミュールを相手に選んでてダメ。

三連複の相手選びまでナムラクレアを信じ切れていれば理想的だったけど、そもそも相手をナミュールとナムラクレアの2点に増やして買っとけばよかっただけの話。馬券の立ち回りの甘さと資金の無さは引き続き課題。

個別評価は語ることがある馬だけを着順に沿って書く。

スターズオンアースはゴール直前で突然現れてびっくりした。観戦中、ナビレラの後ろでごちゃついてる馬群は3着争いだと思って、単勝が取れそうだと喜んでたけど、まさかあの中からぐんぐん伸びてきて差し切るとは。アベレージは高いけど突出したところが無い馬だと思ってたし、枠的にも立ち回りが難しそうだったから勝ち切るとは思ってなかったなぁ。結果論的に勝因を分析すれば、調教が上手くいってたっぽいことと、騎手だったと思う。道中を上手く乗りこなしたのが末脚に繋がってる。

ウォーターナビレラは完璧だった。これでハナ差はしゃーない。こういうこともある。人生で初めて馬券で勝たせてもらった馬を桜花賞でも本命に出来て、その上また勝たせてもらうという良い思い出ができた。

ナムラクレアはインで溜めて前が開くことに賭ける可能性が高いと思ってたけど、実際は前のポジションを取りに行った。これが3着につながった。馬もギリギリの距離を頑張って走ってたけど、直線の斜行がもったいないし、状況が状況なら降着まであった。これからもアネゴハダと一緒に短距離路線で名前を見かけることになりそう。

サークルオブライフは強すぎだから。勘弁してくれ。あの位置から内の馬を差せたのこいつだけなんよ。ナミュールとの明暗を分けたのは枠だったと思う。道中サークルオブライフはナミュールより内に入って、馬群の中で前にも左右にも馬を置いてすんなり脚を溜めることができた。追い出しもピンク帽なだけあって両者スムーズだったから、道中の差が顕著に出た。今回はたまたま距離適性に余裕がありそうなサークルが内で楽して、マイルに向いてそうなナミュールが外だったからサークルが差をつけたけど、これで枠が逆だったらと思うとぞっとしない。

ピンハイは軽いわりに小さく見えないし、パワフルな馬だと思う。ただ、今回は騎手の?進路取りが流石に乱暴すぎた。ナムラクレアの斜行に巻き込まれたとの見方もあるっぽいけど、ナムラクレアの斜行とほぼ同じタイミングでスライドしながらパーソナルハイを吹っ飛ばしてるんだから、無理矢理進路をこじ開けに行ったら偶然前の馬も斜行してその進路が潰れたってだけで、そもそもの発端には直接の因果関係が無いように思える。結局騎手に罰金はあったけど。

パーソナルハイはそもそも1600のG1でハナに立てるほどテンが速くない。1800のフラワーカップですら逃げられるのか心配してたくらいなので(実際は出遅れで破壊されたが)。今回は出遅れはなかったけど、やっぱりナビレラとかと比べると全然前を主張できなかった。騎手は最初逃げるつもりで押してたと思うけど、無理だと悟ったところからイチかバチかで下げた。包まれると走れない馬だったはずなんだけど、今回は直線向いてもまだ集中してたっぽい。さぁ前が開いたぞってところで横からタックル。どうせナムラクレアの斜行で塞がれる進路だったわけだから、吹っ飛ばされなければ勝ち負けみたいなことは言えないけど、純粋に馬が可愛そうになった。

ベルクレスタはやれるだけのことはやってた。サークルとかナミュールを外に見ながらスターズオンアースの後ろに収まったのも悪くなかったと思うし。ただどうしても展開的に不利。それなりに強い馬だしまたどこかで狙うこともあるでしょう。

アル―リングウェイは馬場と枠に恵まれてる分きっちり頑張った。接触が無ければあのままじわじわ伸びて順位を上げてたかもしれないけど、真相は闇の中。

ナミュールはサークルオブライフのとこでも言った通りガス欠が大きな敗因だと思う。メンバーの中で一番疲れる競馬をした感じ。ただ、どうすればよかったかと言われても困るから、しょうがなかったと思う。道中ちょっとかかってる感じでサークルの一列分前の外に入ってるのが印象的。スタートは出たから、それなら緑帽子くらいの枠がちょうどよかったかな。

ラブリイユアアイズも厳しい競馬になったと思うし、前走から結構間が空いての本番だったのに、体重が思ってたほど戻らなかったのがきつそうだった。阪神JFは外枠も悪くなかったけど、今回は実力はともかくアル―リングウェイとかの方が、状況が圧倒的に有利だった。だから別にマイ億君が飛ばしたわけではないです。18着は負けすぎだけど、手応え悪いところをサブライムアンセムとアネゴハダに進路塞がれて走る気無くしてそうだしまぁノーカンで。

2歳の頃から知ってる馬のクラシック戦線を見るのは初めてだから、めちゃくちゃ楽しい。感慨深いレースを見られた上に金も増えてるの、人生の結論すぎる。

 

 来週は皐月賞桜花賞に脳を焼かれた翌週に皐月賞が開催されるのはウマ娘もびっくりの鬼ローテすぎる。皐月も桜花賞と同じくらい接戦に見えるから、馬券は相当考える必要ありそう。