ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2023朝日杯FS&ターコイズS

朝日杯FS(自信B、結果C)
◎7オーサムストローク
○3ジャンタルマンタル
▲15エンヤラヴフェイス
☆9クリーンエア

途中までは当たったわと思って眺めてたけど、最終コーナー付近で本命のポジションがぐちゃぐちゃになって外れ。しゃーなし。
阪神JFと比べて全体的にしっちゃかめっちゃかだったな。気性が難しいと言われていた馬たちがちゃんと無茶苦茶だった。タイム差は環境とか展開的にしょうがないから棚上げするにしても、レースの内容を見る限り現状は牝馬路線の方がダンチで充実しているという印象。牝馬は王道がマイル路線だから当たり前のことではあるが。ホープフルに面白い馬がいることを祈るけど、ここ2年のホープフルのレベルを考えると、憂鬱。
レース自体はスタートからの入りが速くなりすぎたことと、引っかかってバテた馬が内前を蓋してたことが合わさって、後方から外を回ってきた馬が2着4着5着というハイパー大味レース。道中で若干緩んだとはいえ、緩急の激しいラップの中で先行抜け出して粘り込んだ1着3着は強いと言える内容だった。
馬場傾向はジョッキーの進路取り的に外伸びだったんかな~と思う。どうも風が強かったらしく、時計も上がりもある程度かかる状態だった。

1着ジャンタルマンタル
最初の方は結構引っかかってたけど、3コーナーの入りで折り合いはついて、4コーナーでダノンマッキンリーが開けたラチ沿いの進路からスルスル位置を上げて、直線は早めに馬場の良いところに持ち出せて完勝。
元々前進気勢が強いタイプだから、引っかかったのはあんまり気にしなくて良いと思う。デイリー杯2歳でも口割ってたし。これから皐月目指しますって言われたら流石に折り合いが心配になるけど。
馬自体の評価としては、ここまでの3レース全てが上手く行ってるという印象。今回もダノンマッキンリーがコーナーでずっと内ラチ沿いを回っていればポジションを上げられずに内でごちゃごちゃしていた可能性もある。立ち回りで差を付けられるのもめちゃくちゃ凄いことではあるけど、次走以降で外枠を引いたりしたら一旦大幅に減点してみるのもアリ。

2着エコロヴァルツ
この馬はジャンタルマンタルとは真逆で、完全に中距離のリズムで走って、直線だけで帳尻を合わせた暴力的な競馬。
スタートで2番の馬の方にヨレてぶつかり、その後また2番の馬とぶつかりとかなり危なっかしい感じの出だしだった。武豊のペース読みなのか、シュトラウスがぶっぱしているのが見えたからなのかは分からないけど、完全に最後方からの競馬に徹する形に。当初のイメージでは多分先行策だったはずなんだけど、よくもまぁあそこまで下げたなと思う。これで飛ばしたらクソ怒られそうだけど2着だから何も言えないし、なんならマイルのペースを先行してしまうよりも良い結果になったまである。
ド派手な2着だから次走かなり人気しそうだけど、今回は展開がハマってる部分もあることには注意。現状の勢力図的には人気でも買わなきゃいけなさそうだが。

3着タガノエルピーダ
このレースで一番内容が良かったのはこの馬かもね。スタート決めて番手につけて、直線は相当苦しくなってたはずだけど、ジューンテイクと併せてから負けじと伸びてアタマ差に抑えたわけだから心身ともに総合的な能力が高いと思う。1勝馬が混合G1で新馬戦と真逆のレースを苦しい展開の中で3着に残したんだから、この馬が相当やり手か、牡馬が相当だらしないかのどちらか。この馬が阪神JF組と走ったらどうなるのかは今から楽しみ。

4着ジューンテイク
タフな流れと、デムーロの乗り方とレースの仕方がこの馬に合ってた可能性が高い。キズナ牡馬はキレ負けするけどパワーと持続だから、展開利をモロに受けてた感じ。もうちょい距離を伸ばして1800とかで今回のようなバテ差しレースになれば侮れない感じはある。まぁそれでも重賞級かは疑問が残るが。

5着タガノデュード
タガノ軍団強くてワロタ。この馬はジューンテイクと仲良く一緒に上がってきて、同じようなレースをした。

6着サトミノキラリ
イン突きの恩恵と、伸びなかったであろう内の馬場を足し引きしてどこまで評価するかが難しい。まぁ最終的には1400までの馬だろうから、適性のあるレースに戻った時の人気次第ではあるか。悪い内容ではないけど展開利と進路の差で儲けてる部分は結構あるから着順ほど評価していいわけではなさそう。

7着セットアップ
めちゃくちゃ可哀想な競馬だった。もっと流れについていけないパターンも想像してたけど、激流の入り600mでもちゃんとハナに立ててたし、シュトラウスに被せられて番手になっても最後まで真面目に走れてる。かなり評価できる内容。な~んでホープフルに出なかったんでしょうねぇ。

8着ダノンマッキンリー
ずーっとかかりっぱなしでレースにならなかった。距離短縮では大幅な見直しが必要。

10着シュトラウス
やってしまいましたなぁ。このレースがとどめになってそうな予感しかしない。

13着エンヤラヴフェイス
どちらかというとジューンテイクみたいな競馬をしてほしかったんだけど、位置取り的に脚が残ってなかったね。

14着オーサムストローク
スタートでヨレてダノンマッキンリーにタックルするわ、4コーナーで外に膨らんだダノンマッキンリーをかわすスペースが無くて結局1列ポジション下げるわで、青帽同士で足の引っ張り合いをしてた印象。直線も当たり前のように進路無いし良いとこ無し!
次走以降人気が下がれば面白いと言えなくもないけど、自己条件に戻るだろうしな。しゃーなし。

16着クリーンエア
先行しててワロタ。もっと軽い馬場のほうが良いね。

 

ターコイズS(自信B、結果C)
◎1ルージュエクレール
○5ミスニューヨーク
▲9サウンドビバーチェ

土曜競馬は直前まで張り付けないから中山は外差しだと思って買ったけど、実際はかなり内前だったというオチ。オワオワリ。
淡々としたミドルペースで、内を綺麗に立ち回った馬で決まってる。

1着フィアスプライド
サクッとポジション取ってスムーズに抜け出して完勝。これをされたら勝てません。

2着フィールシンパシー
約2年前のフェアリーSの時に、中山1600向いてそうやな~って対抗評価したことを覚えてはいたんだけど、前走のレースっぷり的に上積みが無さそうな感じがしてたのと、外差しだと思って買わなかった。残念。
トラックバイアスに奇麗に乗っかった良い逃げだったと思うけど、勝ち馬が強かった。残念。

3着ミスニューヨーク
得意すぎるこのコースが。今回は枠のせいかおかげか捲る競馬にならなかったのが功を奏したね。お疲れさまです。

4着ソーダズリング
立ち回れるタイプの馬だと思ってるからそこは合ってたと思うけど、加速区間をもっと取れる直線の長いコースの方が良さそうな内容。

5着ライトクオンタム
桜花賞の時とかと比べると格段に良い競馬が出来てると思うけど、馬体重がね~。

8着ヒップホップソウル
伸びてきてはいるから、馬場傾向と合わなかった感じ。

9着ルージュスティリア
位置取りが厳しかった。まぁいうても3着馬と0.3秒差だしぼちぼち。

10着コナコースト
終始外を周ってきて、ポジション取れてるわけでもないし、良さが出ない競馬になっちゃった。斤量も背負わされてたししゃーない。

14着ルージュエクレール
出遅れでついていけない~。

15着サウンドビバーチェ
直線全く走れてなかったしメンタルっぽい。追走が苦しかったかもわからんね。

 

 今週は全く思い通りにいかなかったけど、買い方はあまり間違えてないと思うから来週も同じ感じでやっていく。有馬記念は枠順が出ないことには何とも言えないため、枠順発表まではホープフルSの出走馬のレースを見返すことに時間を使う。