ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2022サウジアラビアRC&毎日王冠&京都大賞典

サウジアラビアロイヤルカップ(自信B、結果C)

◎4マイネルケレリウス

○5ノッキングポイント

▲8シルヴァーデューク

東京マイルっぽい馬3頭並べて、よく分かんない馬もちらほらいるけど大丈夫っしょ!と思ってたら、ノッポ飛ぶわ、分からない馬筆頭のドルチェモアに勝たれるわ、グラニットが大逃げで2着に残るわで散々だった。スタートで4番6番がわちゃわちゃして5番にも迷惑かけたのが全てって感じ。2歳戦はこういう些細なことに見える不利でも意外と影響ありそうだし、馬券的には乱数次第すぎる。

馬場傾向と言えるほどの傾向は無かったと思う。開幕週なのもあって内先行有利と言えなくもないけど、どっちかというと末脚一本勝負な東京っぽい状態だったはず。

1着ドルチェモア

前日の夜に不気味だな~と思ってたんだけど、しっかり勝たれてしまった。先週のスプリンターズSもそうだけど、こういう疑似逃げみたいなポジションってなんか有利になりがち。グラニットが大きく離して逃げてる割りにラップは落ち着いてるから、ドスローの瞬発力勝負で前有利だったのも加味すると、すごく評価できるほどではないかな~と考えてる。あの展開でグラニットをきっちり捉えたのは間違いなく強いから、スローからの上がり勝負以外もこなせる万能タイプならこれからも有力。まだ見えてない部分が多い。

2着グラニット

思い切った好騎乗だった。この馬も勝った時は楽な感じで逃げた未勝利だけだったから、東京では開幕週とはいえ当然のように軽視すべき馬だったと思う。それがノーマークを誘発してこの馬の形にレースを持っていけた。切れ味勝負ではどう考えても不利な馬は、道中淡々と運んでも最後までそれっぽく走れることが多い。この馬もそういうタイプなのでしょう。そういう意味では自分で主導権を握りやすい距離延長のレースに出てきたのは条件良化だったな。ここで勝ちきれなかったのは運が悪かった。

3着シルヴァーデューク

この馬反応は抜群だし、なんか一生懸命走ってる感じは受けるんだけど、馬のイメージに身体が追い付いてないんじゃねーかと思う。そもそも3F34前後しか使えない可能性もあるが。競馬自体は好位に付けてしぶとく走ってたね。もっと小手先のテクニックを求められるレースで見直し。

4着ノッキングポイント

スタートで左右の馬に寄られて両方の間をバウンドするみたいにぶつかって、ポジション取り損ねた。にしても直線ズバッとキレなかったのは不可解だけど、精神的な面かな~とは思う。普通にノーカンで。

5着マイネルケレリウス

スタート揉みくちゃ勢。逆に最後方からこのレース捲ったらバケモンですわ。まぁ5着までは上がってきたということで、悲観するような内容ではない。ノッポとは違ってこっちは人気が落ちるかもしれないから、逃げ先行天国みたいなレース以外ならおもしろい。

6着ブーケファロス

レース自体は好位で進めたけど、最後は特に良いところなく。ズルズル下がってるわけではないから、距離がダメってわけでもないんだろうけど、良いわけでもなさそう。

7着ミシェラドラータ

ブーケファロスと似たり寄ったりな競馬。適正外のレースって感じ。

8着フロムナウオン

スローの瞬発力勝負で548キロの馬はそれだけで不利背負ってる感じ。

9着レッドソリッド

スタートでバランス崩して、新馬戦とは全く違う競馬になった。後方から追い込むような馬ではなさそう。

 

毎日王冠(自信S、結果C)

◎3サリオス

○4ダノンザキッド

▲1レッドベルオーブ

レッドベルオーブもレイパパレもノースブリッジも、そこそこ流れたペースの方が競馬がしやすい馬だと思ってたから、同じコース同じ少頭数でもサウジアラビアRCとは違ってミドルペース以上になるとまず予想した。且つレイパパレやノースブリッジは人気してる。こういう状況のレースは先行馬を見る形で進める中団好位の馬が有利だと考えた。今回そのポジションに収まるだろうと予想されたのはサリオスとダノンザキッド。3番手評価レッドベルオーブは一応底が見えてない馬だしっていうのと、オッズ。だってジャスティンカフェとかノースブリッジを抑えで買っても付かないんだもん…。結果的に素直にジャスティンカフェを買っておけば今週はプラスで終われていたわけだが。競馬は結局買い方だし、買い方はある程度まで投資額に左右されるから、1レースにまとまった額を突っ込めるヤツが有利なワケ。

馬場状態は特に傾向無し。常識の範囲内で内前有利の傾向はあったとは思うけど、誤差。

1着サリオス

な~~~んでこの馬1番人気だったんでしょうか。俺しか気づいていなかったはずでは?

今回の勝ち方は全国一千万のサリオスファンの脳を焼き切ったことでしょう。道中先行勢に付き合わずに少し下げたのは大正解だったと思う。レース見ながら「サリオス最高の位置!」って叫んでた。反して直線は終わったカモと思うくらい厳しい進路だった。あれは最終コーナーでポタジェの後ろに付けるか、キングオブコージの後ろまで上がっていくかの択だったんじゃねーかなと思う。後にノースブリッジが進んだ進路を取れてればもっと楽勝してたかもわからんね。コーナーで内を回ったノースブリッジに並ばれてポタジェとの間に挟まっちゃってるから、後ろのノースブリッジに外を回らせた方が結果的にアドが取れてたと素人は思う。でも、仕掛けのタイミングは完璧だったし、前も開いたし、あれが一番よかったのかも。とにかく勝てて良かった。

2着ジャスティンカフェ

良い馬だよね。エプソムカップで一番頑張ってたのはこの馬だったから、条件が良くなる今回は狙い所だったわけだけど、ちょっと人気になりすぎだよね。この馬がぶっ飛んでこれるほど極端な展開になるかどうかはレッドベルオーブの機嫌次第だったわけだし。逆に言えばこのレース展開を勝ち切れなかったのは運が悪かった。ほぼほぼ完璧な競馬をしてるのに、なんかやたら強い馬に最後かわされてしまった。サリオスとカフェどっちが展開有利だったかは諸説あると思うけど、個人的にはこのレースドンピシャだったのはサリオスだと考えてるから、悲観する負け方ではないという印象。

3着ダノンザキッド

ゲートぶち破って外枠発走がすべてじゃないか?ただ、先行勢には厳し目のレースを唯一3列目で追走して3着まで残すんだから、こういうレースにはめっぽう強いんだなってことが再認識できた。流石に最後はいっぱいになってるけど。1800だからこういうレースになったけど、1600のペースならもっといい位置で競馬できるだろうし、去年のマイルCSの再現があってもおかしくない状態ではあるのかな~と思う。

ゲートぶち破ったのも、はっきりとは分からないけど多分ノースブリッジがケツぶつけてゲートが揺れたのをスタートと勘違いした説あるしな。

4着レイパパレ

無難な競馬が出来たと思う。東京のワンターンは他の馬の方が得意な分馬券内には届かなかった。それでも特に危なげなく4着なんだから、状態的に不安なところはなさそう。次どのレースを狙うかが難しいことの方が問題だと思う。今ならエリ女もこなせるかな~。年に2回大阪杯がないと走るレースがない。

5着ノースブリッジ

コーナー回ってきた時の手応えはあるけど、あの位置から他の馬をズバズバ抜いていける馬ではないからなぁ。スタートで遅れた時点で苦しいレースになってた。それでも5着まで上がってきたのは馬が頑張ってる証拠だと思う。

6着ポタジェ

斤量58以外に言うことなさそう。別に実力で劣ってるわけではない。

7着キングストンボーイ

脚が溜まらなかった。追走能力も末脚も、どちらも能力以上のものを求められた印象。

8着キングオブコージ

東京の1800までぃかwって思ってたけど、すんなり先行してて意味不明すぎた。先行を試すというか、一回速い流れに乗せてみるみたいなのは理解できるんだけど、スタート良すぎて行き過ぎてるのおもろすぎだろ。このレースのペースに最も影響を与えたのはレッドベルオーブじゃなくてこっちなんじゃないか。

10着レッドベルオーブ

レイパパレはスッと控えてくれたのに、キングオブコージと一定時間横並びになったのが不幸だった。それが無ければ勝ってたとも思わないけど。この手の馬が折り合いを欠くってのはその時点で終わりってことだから、これだけでこの馬を判断できないな~。正直メンバーレベルが高すぎた。もっと弱い馬と走らせてみないと分かんないね。

 

京都大賞典(自信A、結果C)

◎11ウインマイティ―

○2ボッケリーニ

▲14ディアマンミノル

◎○はそこそこ自信あったけど、毎日王冠ほど理由のある自信じゃなくて、謎の自信だった。3番人気と1番人気本命対抗で何言ってんだ?って感じだけど、そもそもなんでウインマイティ―が3番人気なのかを問いたい。こういうレースってディアマンミノルとかヒンドゥタイムズの方が分かりやすく人気になるもんちゃうの?今回はヴェラアズールがその枠だったのかもしれないけど、結果的にヴェラアズール2番人気はそれはそれで上手すぎだし、人類競馬上手すぎないか。

開幕週の阪神ということで顕著に前残りになるのかと思いきや、ほぼイーブンな傾向だったと思う。なんならちょっと外差しが効いてるくらい。

予想としては、ペースは先行争いで激しくなりそうだと思ってた。ただ、阪神は前目の馬が有利ではあるから、潰れる先行勢より少し後ろに構えてそうな馬から選んだ。ウインマイティ―とボッケリーニはポジション的にも実力的にも買えて、あと1頭はかなり悩んだ。最終的にヒンドゥタイムズとレッドガランとディアマンミノルが候補に残って、距離が伸びるのが一番良さそうなディアマンミノルを選んだ。結果的にはスローペースのロングスパート戦っぽくなったところを、仕掛けを我慢したヴェラアズールに全抜きされたレースになった。

ワイド買うべきだな~。今週は毎日王冠京都大賞典が本命対抗がそれぞれ1着3着と3着2着だったからな。毎日王冠はワイド安かったけど、京都大賞典の方はオッズが分散してた分美味しかったから買ったほうが良かった。資金配分できればワイドも抑えたいんだけど、ワイドって抑えで買った所でその週の競馬をタダにするくらいしかリターン無いんだよな。買うなら全ツッパすべき。でも、その金を全部馬連に注ぎ込めば、当たりさえすればまとめて回収できちまうんだわ。ワイドが10倍超えてくればワイド1点も十分あり得るけど、1桁倍率の時はある程度人気所を買ってるわけだから、馬連厚く買ったほうが最終的には良いと思うんだけどなぁ。こういうのがたまたま続くとメンタルに来るね。まぁでも資金配分にグラデーション付けられないくらい貧乏なのが全部悪いわ。

1着ヴェラアズール

素晴らしい差し切り勝ち。ディアマンミノルにこれをやってほしかったんだけど、スローからの瞬発力勝負に後方から満足に反応できたのはこの馬だけだったな。2番人気じゃなければ3番手評価の候補には上がってただろうけど、結局ディアマンミノル選んでただろうなぁ。前走の内容が強かったのは認めるけど、東京2400を1番人気でルメール鞍上で勝ってるからって、いきなり重賞でも同じ脚が使えるとはどうしても思えなかったな。エイシンフラッシュ産駒が得意な瞬発力を問われるレース展開になるとも思ってなかったし。こーれは兜脱ぐしかない。

2着ボッケリーニ

良い馬。このくらいの距離をサクッと抜け出して勝ちに行くのが上手すぎる。今回は思ったよりレース全体が流れなかったのが勝ち馬との差を作った形。このペースで進めてくれるならもう少し前目のポジションで競馬したかったかもな。G1だと有馬記念しかイメージ湧かないけど、中距離のG2以下なら空き巣しまくれるだけの能力あると思うから、これからも馬券でお世話になりそう。今回も斤量57で若干不利ではあったしな。

3着ウインマイティ―

この馬も完全に想定通りのポジションを取ってくれたんだけど、レース全体の流れが思ってたのと違った。このペースならボッケリーニよりも先に抜け出す展開を選びたかったはず。コーナーでボッケリーニに並びかけるような仕掛けだったけど、結局ボッケリーニに前に入られて窮屈な競馬になったからね。ま~3着に入っただけ上出来としなければいけない、不向きな競馬だった。スタート後サーっと内に切れ込んでポジション取りに行ったのはめちゃ上手かったな。あれが無ければ3着は無理だった。あとは馬場が重くなりすぎると牝馬だから不利かな~と思ってたけど、稍重まで回復してくれたのはよかった。牝馬限定戦ならむしろ馬場が重い方が相対的に有利になるだろうけどね。

4着ヒンドゥタイムズ

馬の状態は良かった。ただ、2000以上のレースを初めて使う馬が、重賞でいきなりやる競馬ではなかった。大外回しながらコーナーで早めに前を捉えに行く完全に王者の競馬だったから。ウインマイティ―とかに比べればキレる方だし、ポジションも良かったんだから、もう少し仕掛けを遅らせてれば3着は狙えたはず。2400自体は特に問題なさそうなのが分かったのは収穫。

5着ディアスティマ

なんかずっと下向いて走ってるし、直線は舌ぺろぺろだったね。1年以上ぶりのレースだったから力んでたっぽい。それでも番手から5着まで粘ってるし地力はある馬なんだろうな。これからも長距離路線で名前を見ることになりそう。今回逃げる競馬は出来ないだろうから、それがどうかとは思ってたけど、あんまり問題なさそうだったね。逃げられなくて力んでた可能性もなくはないけど。

6着アイアンバローズ

頑張ってるけどな~どうしても最高スピードが。レースの流れ自体はこのくらいの方が競馬しやすそうだけど、脚が遅いね。あんまり促しすぎるとかかっちゃうから、ポジション取るのが難しそう。長距離なら勝手に先行できるんだけどな。ある意味長距離では追走能力を無駄にしてるような競馬をする馬だから、能力の合計値は高そうなんだが。

7着ディバインフォース

これアイアンバローズに負けてるんだな。めちゃくちゃ僅差だ。この馬も斤量57で14番人気なことを考えればよくやってる。終始最後方の追走で、直線一本の競馬だったし。今回は33秒台前半の末脚が求められたけど、もっと展開が流れてバテ差し決着になるようならまだ通用しそうな競馬っぷりだった。状態よかったのかな。

8着キングオブドラゴン

この馬はもっとタフな競馬にならないと厳しいね。今回は終始不向きなレースだった。ペースを作るために逃げたいところなんだけど、毎回他に逃げ馬がいる。ガンガン飛ばす逃げ馬の番手につけられそうなときに買いたい馬という印象。

9着レッドガラン

もっと前目で競馬をするかと思ってた。父ロードカナロアだし、2400は初めてだったのもあってかそろりそろりとした競馬だったな。流石に内をべた~っと周ってきたとはいえ、脚が溜まってる感じはなかった。かと言って脚が止まってる感じもあまりしない。先行して粘りこめるのかを見たかったけど、そこはよく分からなかった。ま~流石に2400の馬ではないか。知らんけど。

10着ディアマンミノル

調教イマイチってのは聞いてたけど、どうなんかな~。いいとこなかったね。好走パターンがつかみにくい。去年の京都大賞典みたいなのが典型的なハマりパターンだとは思うんだけどな。

11着アリストテレス

坂登り切ったあたりで一回走るのやめてないか。調教でも走る気なさそうだったし、メンタルの問題はありそう。去年の京都大賞典は得意なレースだったにしても、有馬記念とかちゃんと走ってたからな。目黒記念までの間で何か心境の変化があったんだろうか。

12着アフリカンゴールド

内枠を活かせなかった時点で勝負アリって感じではある。この馬も全然実力が無いわけじゃないけど、重賞クラスで一発やるにはもっともっと有利な状況が揃う必要ありそう。そもそも2000くらいの方が良いんだろうな。スローペースもよっぽど前が止まらない馬場とかじゃない限りはそこまでプラスにならないタイプだと思う。

13着ユニコーンライオン

全然調子が戻ってる感じはしないけど、なんか不気味だよねこういう馬は。逃げ馬には無限の可能性があることをいつか思い知らされるんじゃないかとビクビクしてる。

14着マイネルファンロン

状態あんま良くなさそうな雰囲気を陣営が出してたもんな。これから買えるタイミングは来るのだろうか。

 

 マイルCS南部杯はカフェファラオ勝ったね。左回りのマイルワンターンならなんでもええんかい!

 来週は府中牝馬S秋華賞。正直府中牝馬Sのことを考えるだけで脳がぞわぞわする。東京1800ならソダシが余裕でこなしそうな気がするし、アカイイトは先行するかどうかの択ゲーあるし、人気馬には目をつぶって、人気薄のワイドとかで隙間を狙いたすぎる。

 秋華賞は各馬の状態を追いかけてれば自ずと答えが出る気がする。能力上位と評価されてる馬が無難にそれぞれ強いとは思うけど、伏兵はいるのかな~。各馬万全の状態だと仮定すると、現状はナミュールかアートハウスかって感じ。この2頭は阪神2000得意そうだよね。まぁ枠も大事なレースになりそうだし、じっくり考えたい。G1は賭けられる金額が増やせるから、外すとダメージがデカいんだよね。当たるとアドなんだけど。

 今週は謎に週末に時間取れたから結構気合入れて予想したけど、悔しい外し方が続いたし、来週こそは的中したい。あと、今度のマイルCSで競馬に賭け始めてちょうど1年だから、振り返りの文章とかもできれば書きたいと思ってる。ポケンモの発売まで暇だから、合間を縫って書いていきたい。一応夏競馬辺りまでの振り返りを一回書こうとしてまとまらなかったのがあるから、それを流用してまとめたいところ。