ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2022札幌2歳S&小倉2歳S&新潟記念

札幌2歳S(不参加)

なんか来週だと勘違いしてて、気づいたら終わってた。多分ダイヤモンドハンズから買って外してたし、その点ではラッキーだった。でも、同じ2歳戦ならこっちをやっておいた方がよかった……。

事前に予想してないから何とも言えないけど、レースだけ見ると淡々としたペースの、ポジション取りと末脚が勝負の分かれ目という基本的な競馬に思える。そういう意味で、目の前のドゥアイズを差し切ったドゥーラは強い内容。

ダイヤモンドハンズも不器用な競馬ながらよく追い込んだ。大跳びな馬だしワンターンの競馬場で距離延長すれば全然挽回できそうだったけど、骨折してしまったらしい。全治6か月以上ということで、3歳戦に間に合うかどうか。

ジョウショーホープもよく追い込んでる。

ブラストウェーブはスタート後接触しながらかかってたことを考えると、最終コーナーで手応え抜群だったのは強い。

 

小倉2歳S(自信B、結果C)

◎6メイショウヒュウガ

○1ロンドンプラン

▲13シルフィードレーヴ

惜しすぎ。2歳戦はBOX買いしてもいいっちゃいいんだけどな~~。BOX買いは金がかかるべ。今回はシルフィードレーヴが人気薄で来たからBOXならな~と思うだけだし。

基本的には先行して捲るような競馬をする馬に有利なレースだと考えてた。実際のレースはギリギリ後方脚質が有利なペースになって差し決着になった。前半33.2は絶妙なラップだったと思う。もう少し緩いペースならプロトポロスとゴールデンウィンドあたりが粘り切ってたかもしれん。

馬場は外有利だった。土曜までの雨の影響が残ってて、馬場は内から乾くらしいから、日曜の午前中のレースでは内が微有利っぽく見えたけど、このレースでは外有利の傾向になってたと思う。

1着ロンドンプラン

新馬戦とは全く違う競馬だった。新馬戦はスタート決めて、逃げ馬を直線で悠々と突き放すかなり強い内容だったんだけどね。今回は蹄鉄の付け替えの影響もあってか大出遅れからの追い込みになった。小倉の馬場とレース展開がある程度味方したとはいえ、上がり33.1はバケモノすぎる。しかも直線で進路が無くなるんだけど、シルフィードレーヴを押しのけながら伸びてコレだからなぁ。少なくとも2歳戦でやっていいパフォーマンスではない。

2着バレリーナ

こんな感じの競馬をする馬を狙いたいって思ってた。スタート決めて先行して、前かわしてゴール。これが出来て勝てなかったのは運が無かった。やっぱり連闘してくる馬は状態が良くて且つ勝てる自信があるってことなんだなぁ。でもこの馬は先週のキタウイングとかウインオーディンよりかは新馬戦の内容が判断しにくかった。新馬戦はお手本のような溜め逃げで、今回は外枠なのもあって絶対違う競馬をすることになるのが確定してたから、そこに対応できるかどうかのピンパーだった。上手くこなしたね。

3着シルフィードレーヴ

この馬は消去法で3頭目に上がってきた感じだったんだけど、強かったね。はっきりとした理由はないけど、新馬戦のラップと競馬っぷりが相対的に良かった。実際のレースでは想像よりも後ろからの競馬になったけど、それが逆に良かった。直線でロンドンプランと接触しなければもっと2着に迫れてたんじゃないかと思う。

4着プロトポロス

なんか何度見ても不思議なレースだな。ゴールデンウィンドをかわした時点で1着が見えたようなレースっぷりなんだけど、なんか負けたわ。無難な理由を付けるとすると、前傾ラップで脚が溜まってなかったってことなんだろうけど。今回のレースを経験できたことがプラスに働くはず。

5着ゴールデンウィンド

問題児。今回はスタートでバレリーナにわちゃわちゃぶつかってた以外大人しく走ってたけど、前走のダート1000の直線は明らかに他馬に噛みつこうとしてたし、新馬戦はムチに驚いたのか前の馬に引っかかったのか立ち上がるわで、ここまでまともに走ったレースが無い割りに素質は感じる扱いに困るタイプの馬だった。今回も直線入ったところでスッと抜け出したから、やられた!と思ったね。最後は若干脚が上がったのかかわされたけど。もう少しじっとしてから追い出してればあるいはという感じの内容ではあった。

6着メイショウヒュウガ

道中は最高級のポジションだったけど、直線は不完全燃焼な感じ。まともに直線追えてればな~~~~というたられば以外出てこない。運負け!

11着クリダーム

基本的に上位評価した馬が掲示板を独占したようなレースだったんだけど、唯一負けすぎだと思ったのはこの馬。前傾ラップで粘る能力は前走で間違いなく示してたから、今回の負けは勝ち時計の問題かなぁ。時計のかかる馬場で買いたい馬というのが現状の評価。

 

新潟記念(自信B、結果C)

◎8ディアマンミノル

○5ヒートオンビート

▲18フェーングロッテン

スローペースの直線競馬になるのは当たり前に予想通りだったけど、伸びた馬が予想外。結果だけ見るとかなり特殊なレースだったと考えるのが自然なんだけど、何が特殊だったのかは全く分からない。ここが分かんねーと反省する意味ない気がするけど、所感だけ書く。

1着カラテ

う~ん。まぁ近走は転厩の影響もあっただろうし、前走ハイレベルマイルからの、今回は距離延長且つスローなワンターンの2000ということで条件が好転したと考えるしかなさそう。そういう意味で距離適性はあまり考えなくても良かったのかもしれない。ジジイになってきてマイルより中距離の緩いペースに適性が寄ってる可能性もあるのかな~。にしても頭に来るとは思わないけどな。実際の内容自体も早め抜け出しからしっかり脚を使い切って完勝って感じだし隙が無い。進路取りも完璧だし、勝つべくして勝った感じ。

2着ユーキャンスマイル

最後方から大外一気。ガチで別の馬だった。7歳にして自己最速の上がりを記録するのマジでスゴイ。直線だけ見たらダービー馬みたいな挙動してるもんな。キャンスマの買い時はここだったということで。一筋縄ではいかないね。

3着フェーングロッテン

先行勢で残るならこの馬だと思ってたのは一応合ってたな。直線終始ぺろぺろ舌出してキョロキョロしながら走って3着はなかなか立派ではある。まだ3歳だし、ここから大人になっていけばもっと走るかもしれない。

4着フォワードアゲン

めちゃくちゃ良いところから仕掛けたけど、最後フェーングロッテンに離されたのは距離が響いてるのかなって気はする。ようやっとる。

5着ヒートオンビート

位置取り的に、最低でもカラテとワンツーくらいはしてもらわないと困る馬。直線じりじり伸びてはいるけど、いつもの安定感はなかったし本調子ではなかった感がすごい。この馬と馬券の相性悪い悪いと思ってたけど、やっぱり悪かった。所謂”流れ”であるところの競馬の神の後出しじゃんけんに屈したな~というオカルティックな気分になる負け方。

8着サンレイポケット

普通に考えれば前走の反動。じわじわ伸びてるけど、本調子な感じには見えなかった。この馬も案外買い時が難しいけど、去年の秋がピークだった可能性もある。この秋にどこを目標にしてるのかに要注目。

13着ディアマンミノル

あとは伸びてくるだけって感じだったけど伸びず。2000は忙しかったのかなぁ。

14着エヒト

前走の立ち回り重視な競馬とは全く違う競馬を求められたわけだし、この惨敗も理解はできる。

 

 今週は新潟記念の振り返りが難しすぎたね。なんか何とでも言えそうだけど、次のレースにどう活かすんだろって感じ。

 来週は重賞3つ。紫苑S秋華賞のためにやっておきたいし、セントウルSスプリンターズSのためにやっておきたいし、京成杯AHはドリブルが上手い。夏競馬が終わって久しぶりに中山と中京が帰ってくるのは単純にアツい。そろそろ当たっても良い頃だし、なんか当てて~。