ミロヴィ幼女

思っていないことを思う

2022安田記念&鳴尾記念

鳴尾記念(自信A、結果C)

◎5ギベオン

○8カイザーバローズ

▲7ショウナンバルディ

前走阪神大賞典のキングオブドラゴンが逃げ宣言をしてて、スローペースになるだろうと予想していたけど、思ってたほど緩まなくて、最後は後方の馬がギリギリ間に合ってしまった。とにかく勝ち馬のヴェルトライゼンデが強かった。復活おめです!

ギベオンはもっと楽に逃げられるメンツと走りたいね。

 

安田記念(自信B、結果C)

◎15セリフォス

○7ファインルージュ

▲13ソングライン

△9シュネルマイスター

 16レシステンシア

 4ダノンザキッド

 17サリオス

☆6カラテ

タテ目で決着。悔いはないけど悔しいわ。道中はもっとペースが上がる読みだったけどめちゃくちゃドスローだったね。過去一緩んだ安田記念なんじゃないかなってレベル。予想の方にも書いた通り、道中が緩むと後ろの脚が溜まって、瞬発力勝負の傾向が出てきちゃうんだよな。前の方のポジションを取るだろう馬を優先して印打ってるから、ペース予想が外れた時点で本質的には終わってた。

馬場状態は特に変わらず、外が有利だったと思う。前より内が悪くなってたかも。

ソングラインは鞍上の気合が違ったわ。こないだのVMで内枠からロスの多い競馬を選択せざるを得なかったのがよっぽど悔しかったんだろうな。俺はあれもミスだったとは思ってないけど。ソングラインにそこまでスタートが良いイメージ持ってなかったんだけど、今日はロケットスタートだった。それが一番アドバンテージを作ったよね。後はしっかりポジションを取ってスムーズな競馬で大外ぶん回しで差し切り勝ち。見た目以上に強い内容だったと思う。ikzeも「これが出来れば勝てる」と言いたげな自信あふれる騎乗だった。能力あるからな~この馬。あと、冷静に考えたらファインルージュよりも乗り替わりのないこっちを上に見るべきだった。買う馬券は結局同じなんだけど、そこは反省。今回は全体的にジョッキーという要素を軽視してたのが悪い方に出た。

シュネルマイスターは最強やった。当日の馬体重とパドック見て、これは普通に勝負になりそうだぞと思った。道中の位置取り争いは結果的に枠に助けられたと言える部分もあったかな。その分直線は残り200くらいまで前が壁だったのに最後鋭く伸びてきた。ゴール直前ちょっとラチ側にヨレてる気がするから、本調子ではなかったのかも。仮にそうだったとしたら今年のマイル路線の中心はやっぱりこの馬になりそう。

サリオスやったやん!!ダービーの時の体重に戻って好走したのか、騎手がレーンだったからパフォーマンスが上がったのか、それとも両方なのかが分からなくてキモいけど。やっぱちょっと太かったのかもな。レース内容としてはスタート直後に頑張ってポジションを取れたことが全てっぽい。前走1200を使ったのが良い方に出たと思う。意外と脚質自在だよなこの馬。今回もちゃんと中団から上がり使えてるし。サリオスはマイラーおじさん「サリオスはマイラー

セリフォスは競馬が苦しすぎたね。スタート後のポジション争いでソングラインの後ろに一瞬入れそうになるんだけど、シュネルマイスターが外に張ってきて入れなくて(ここどういう状況なのか詳細不明)、結局一頭だけ一番外の列を走って、前に馬を置けないわ、コーナーであり得ないくらい外に膨れるわで最初から最後まで厳しかった。予想段階では控えたレシステンシアの後ろ辺りを追走してもらう予定だったから、期待していたレースではなかったんだけど、それでもソングラインと一緒に上がってきた時は夢見れた。正直枠番と、前方の隊列の擦り合わせのしわ寄せを一気に食らったせいだと思うから、騎手云々言う気はしないかな~~~。ソングラインがサリオスをレシステンシアの後ろに入れたタイミングで、下がってきたソングラインに押されてシュネマもちょっと立ち上がってるように見えるんだよな。このサリオスとソングラインの噛み合った動きが、セリフォスとシュネマにとっては誤算だったんじゃねーかなという気がする。そのままソングラインが突っ張ってサリオスが締め出されてた可能性もあったわけだし。だから、騎手の判断にケチを付けるとしたら、その手前のシュネマがソングラインの後ろを取る瞬間なんだけど、何が起こってるのかよく分かんないから分かんねーンだわ。この道中の内容から、最終直線で大外ぶん回してるソングラインのさらに外に出すのはある意味すごい度胸。直線に関しては馬場と斤量差ブースト様様だったと思うね。どういう事情か分からないけどムチを使わずに、手前変えたりしながら上がり3F32.8はヤバいよ。全てにおいて運が良ければ勝ててたまであると思うから、悔しいね。運負け~。これから精神的に上手く成長してくれるといいね。期待はしてる。

ファインルージュは直線入ったところでこのまま突き抜けるかと思ったけど、騎手コメントにもある通り馬場が悪いところを走らざるを得なかったっぽい。ダノンザキッドに直線結構寄られて内に内に行ってるからな。それでも最後ダノンザキッドをかわしてるのは流石という感じ。ソングラインに続いてG1馬になろう!

ダノンザキッドはダノンザキッドって感じ。状態は良かったんだろうけど、道中のあの位置で前に馬を置いて進められるのが理想だったろうな。それかもう少しだけ後ろで脚を溜めたかったレースになった。まぁ下げたら折り合い欠きそうだししゃーなし。

エアロロノアは脚は使えたけど、セリフォスの位置でも後ろすぎるレースを、セリフォスの後ろから追い出してるからな。展開待ちポケモン故の厳しさ。この安田記念の着順を次走の評価に素直につなげるのは危険かもしれんね。もっと前が潰れるようなレースで買いたい。

イルーシヴパンサーはエアロロノアと全く同じ評価。1番人気と16番人気が似たような競馬をして似たような着順になってるの、よく考えるとクソエグい。パンサーに賭けた人とロロノアに賭けた人、似た結果でも気分は天と地の差やろうなぁ。ただ、この馬は見限るには早い気がする。予想でも書いたように、馬体はまだ伸びしろありそうだから、時間が経ったり斤量が軽くなったりすれば、より強い馬になって帰ってくる可能性はある。

ナランフレグは距離はもってたっぽいね。まぁ当然道中で溜めたからってのもあるけど。こういう後方待機からの直線一気で勝てるマイルなら買えるということが分かった収穫の一戦。陣営的には例年の前が崩れる安田記念を期待してのローテだったんだなと納得。

ロータスランドはレース自体が向かなかったね。もっと道中の流れが締まってスプリント要素を問われるバテバテレースになったほうが良かった。牝馬とはいえパワーに寄ってるタイプだから、極限のスピード勝負になると厳しい。

レシステンシアもレースが向かなかった部分はある。ここまで速い上がりを求められる展開になるくらいなら、自分で逃げてペースを作ったほうが楽な競馬が出来たまである。外枠だからしないんだけどね。輸送が2連続で続いたのも地味に効いてたかもしれない。

ホウオウアマゾンは直線粘り込むには厳しすぎるね。

ソウルラッシュは道中力んでたのかな?馬に引っ張られるみたいに騎手が揺れてる気がするけど。道中のポジションは途中までシュネマの後ろを取ろうとしてたと思うけど、シュネマの後ろはソングラインの後退の影響を受けるから、それでインに弾かれたのだと思う。この馬は道悪を苦にしないタイプだし、もうそのままイン突きしてれば手応え的にはもっと良い着順を望めた説はあるよね。ただ馬券内に入ったかどうかで言えば、やっぱり内は伸びなくて難しいだろうから、ワンチャン進路を見出しに外に出したのも無しではないかな。理想はイン突きで着順を伸ばしてからじわじわ外に寄っていくことだと思うけど、それはレースが終わった後で上から眺めてみて思うことだからな。この敗戦で次走人気が下がるようなら美味しいね。

ダイアトニックは引っかかってたし、距離がもたないね。

ヴァンドギャルドは最後ソウルラッシュに割って入られて立ち上がってたけど、そもそもこのレースは思ってた以上に内枠不利だったと思うからきついね。

カラテはまだ調整上手くいってないっぽいね。血統爆発チャンス失敗!

カフェファラオはこんなにスピード能力を問われるペースになると無理やなぁ。今回は33秒前半くらいの上がりを使えないとあの位置からでも厳しいかもしれん。

カテドラルは終始内を通ったししゃーない。大外ぶん回して勝てる馬でもないしな。

 

 安田記念めっちゃ面白かったんだけど悔しい。せっかくサリオスの買い時見極められたんだから、サリオスのワイド欲しかった~。サリオス軸で行く自信はなかったね。1週間かけて1レースだけに向き合ってるのが悪い気がしてきた。予想が浅くなったら本末転倒だけど、軸馬飛んだ瞬間に1週間がドブになるゲームは引き際の判断が難しすぎる。鳴尾記念とか10分で予想してるしな。極端すぎる。

 やっと闇のG1連戦から解放されたから、来週からはもっと気楽にいろんなレースに目を向けてみようかな。とりあえず新馬戦は眺めてるんだよね。デビューが早いってのはそれだけで良いことだと思うから、直近5回くらいの新馬戦で走った馬から未来のクラシック戦線で活躍する馬が出たりするのかなぁなどと思ふ。ぶっちゃけ新馬戦って大体ドスローだから過去のデータと照らし合わせて考えないとよく分かんないよね。