◎3ローザノワール
○2ソダシ
▲9アブレイズ
いや、すごいレースだったな。土曜日はリアタイ出来ないから、結果知ってた上でレース見たんだけど、どう見ても完全にソダシが抜け出してて「え?」となった。イズジョーノキセキ会心のレース。
馬場状態は先週の毎日王冠に続いて内を回ってきた馬が有利ではあった印象。当たり前と言えば当たり前なんだけど。実際それを理由に脳4内枠馬券にしたわけだけど、スタートでごちゃついて想定より流れた展開になってしまった。しゃーなし。
1着イズジョーノキセキ
う~ん完璧なレース。このメンツの中だと最近のレース内容自体は良い方ではあったと今なら思えるけど、とにかく東京でキレるイメージがなかったなぁ。まぁ岩田パパがあまりにも冷静だった。緩みないペースを中団後ろの内で黙々と脚を溜めて、直線もずーっとソダシを見続けて、究極の仕掛けでアタマ差捉えた。もっと早く並びかけてたらソダシに粘られてたかもしれないし、遅ければ当然差し切れてない。素晴らしい。インタビューでガッツポーズのこと言われて弁解してたのはウケたな。
2着ソダシ
引き締まったペースを先行して抜け出す得意の形にハマったんだけど、距離と斤量差と前哨戦仕上げで取りこぼしたな。枠も展開も絶好だっただけにほんとは勝ち切るべきレースだったと思うけど、勝ち馬に完全に目標にされての競馬だったしこれはしょうがないかな~。よく考えたら直線の進路もなんか怪しいしな。特に評価を落とす必要はない。ゲートで立ち上がったのは気になるけど。気性面怪しいからな~この馬。
3着アンドヴァラナウト
徹底的に内枠を利した。この馬もうちょい距離が長い方がいいのかもな。あと馬体が戻ってたのは良かったっぽい。これが叩きだったとすればいいレースだったと思う。
4着サトノセシル
前走はパワーとスピード両方を程よく要求されるレースでの好走だっただけに、条件悪化だった。それでも4着に来るんだし、力はある。次走は割とどこ走っても条件良化だと思うから注目したい。
5着アブレイズ
結果的にポジション前過ぎたな。それ以外あんま言うことない。まぁでも得意な形とは言い難いレースで5着に粘ったのは良かったと思う。実力はある方。
6着ライティア
この馬ローザノワールがちゃんとゲート出てスローで逃げてくれてたら馬券内あったかもしれないな。普通にちゃんと強い馬として記憶しておこうと思う。初めての距離延長だったけど、それは問題なさそうだったな。この展開で距離に問題あったらもっと垂れてるはず。
7着シャドウディーヴァ
枠がな~って感じもするけど、ピークは過ぎた感じもする。それでも最後はきっちり脚を使ってくるし良い馬だとは思うが。果たして。
8着クリノプレミアム
こいつこそ明らかな叩き。次走何使うのか知らないけど、どことなく不気味な馬だから注視したい。
10着アカイイト
公開調教。
12着ホウオウピースフル
地下馬道が苦手との話は、まだ継続っぽい。
13着リアアメリア
展開不利。陣営は先行競馬をしたかったとのこと。アンラッキーだったね。
15着ローザノワール
スタートちょっと躓いたけど、ソダシとライティアのスタートが良すぎたのもキツイ。逃げ馬が途中から捲ってハナに立ってよかったことなんてあんまりないからな。
・秋華賞(自信B、結果S)
◎7スタニングローズ
○8ナミュール
▲10アートハウス
△2ライラック
11エグランタイン
なんか感動したわ。初めてレース後に手が震えてミスタイプするって経験した。ダービーも震えてたかもしれんけど。レース内容自体は強い馬が強い競馬をしただけなんだけど、逆にそれに感動したのかな~。この世代は阪神JFからじーっと眺めてた最初の世代だから、子供の運動会を見る親の気持ちっていうか。異常独身男性に疑似的な社会体験をもたらしてくれる競馬に感謝。
本命対抗でビシっと決まったて、さぞ爆勝ちしたのでしょうと思われるかもしれないけど、最近ワイドや単勝の大切さを思い知らされてたから、◎△のワイドもそこそこ分厚く買ってた。その分回収率は400%ちょっとだった。ま~でも本線のワイドを買ってないのがバカだって話なんだけど。3.6倍のワイドって買う意味ある?ってどうしても思っちゃうな。でも、そういうワイドをちょこちょこ取ってるだけで回収率全然変わってくるからなぁ。競馬は馬券の買い方が9割。
馬場状態は脚質や内外のバイアスは比較的フラットで、なんなら差しが効く馬場ってのは先週と変わらず。ただ、時計は早くなってた。もう少し時計のかかるレースになると踏んでたから、走破タイム見てびっくりしたな。ピンハイが10Rを1分44秒3で勝ってたし、JRAのクッション値も固めだったから2分切っちゃうかもな~くらいに思ってたら1分58秒6だって。やばば。
1着スタニングローズ
スタートで横っ飛びして、ナミュールにぶつかって、その結果スターズオンアースに致命的な不利を与えてるから、手放しで評価できる勝利ではないんだけど、あれはしょうがない部分もあるんだよな。オークスではアートハウスが似たような出方をして、ちょっと出遅れたサークルオブライフのポジションがその影響で終わる生き写しのような不利があったし。逆に言えばスタートのごちゃごちゃ以外は完璧な内容だった。やっぱ立ち回り巧者で且つ持続力勝負に強いね。ぶっちゃけリュウセイが冷静に乗れるかが一番の不安要素だったんだけど、めちゃくちゃ冷静だった。ガチで助かった。スタニングローズのことを深く理解していたな。仕掛けを少しでも日和ったら伸び切る前に負ける馬だと思ってたから、しっかり追い切ってくれてよかった。人馬共におめでとう。
2着ナミュール
スタートでタックルされたけど踏ん張れたのはやはり成長分だろうか。予想記事に書いた通りの最高のポジションを取れたと思う。勝ち馬との差は舞台適正かな。最終コーナーで外に膨らんでしまったのは馬体がまだ成長途上なのもあるだろうけど、そもそも流れに乗りながらコーナーを回る能力をあまり求められないコースの方が得意な馬ってのもあるはず。普段の弾けるような末脚が発揮されなかったのは、純粋に武史が阪神2000の競馬をさせたからで、成長に伴ってキレ味が失われたわけではないと考えてる。オークスで感じたこの馬意外と器用なんだなという印象が今回さらに強くなった。距離適性も最適とは言えない中、最後スターズオンアースに差されてしまうかってところでもうひと伸びしたのは根性だったな。
3着スターズオンアース
間違いなくこのレースで一番派手な競馬だった。スタートで前に入られる形になって最後方からの競馬になったわけだけど、もしもあのまますんなり出て、ナミュールの後ろ辺りに付けられてたら普通に勝ってたかもしれないな。レース前の時点で骨折明けってこと自体はあんま気にしてなかったし、パドックも良く見えたから、やられるかな~とは思ってた。でも、出遅れて挟まれてポジション終わって、最終コーナーも最後方で入った時にこーれは流石に飛んだなと思った。鬼脚と奇跡のイン突きで3着は素直に恐れ入った。事前予想に書いた通り、今回逃げ先行馬は概ね垂れてきそうなメンツだったから、内を捌くの相当難しいはずだったんだけど、意外と外に回した馬が多くて、馬場の真ん中が思ってたよりスカスカだった。確かに阪神ってスピードに乗ってコーナー回るから馬群がバラけやすいみたいな話あったな~と今思ってる。そこをくねくね走ったわけだけど、そもそも相当な瞬発力がないとあんな進路取れないからな~。やはり実力顕著。
最終直線でアートハウスの後ろまで上がってきた時に、アートハウスの右側の方が空いてるように見えるし、アートハウスは右ムチ打ってるんだけど、ルメールはアートハウスの左に行くよう指示出してるんだよな。やっぱナミュールとかスタニングローズと馬体を合わせに行ったんだろうか。
4着メモリーレゾン
結局こういう舞台に適性あったっぽいな。ゲートが開く直前にバタバタしてるけど(これがスタニングローズの横っ飛びの原因という可能性も無きにしも非ず)、なんとかスタート決めて、良いポジションに収まった。あとは最終コーナーでナミュールが外に膨れた分で空いた進路に飛び込めるだけの瞬発力があればワンチャンあっただろうけどな~そういう馬ではないし、相手の方が格上だししゃーない。正直上位3頭に食らいつくには力が足りなかった。絶妙に距離が長いのか時計が足りてないのか、そこはまだよく分からないな。
5着アートハウス
前進気勢が裏目に出てしまった。スタート後のポジションを見てると、スタニングローズの後ろに付けることも可能だったはずなんだよな。川田も抑えたそうにしてるけど、折り合いを欠きすぎてもダメってことで結局3番手くらいの位置になったという印象。スタニングローズに後ろから被せるくらいのポジションを力まず取れてれば通用してもおかしくなかったかなぁとは思う。差しが届く馬場って、それすなわち差し有利な馬場ってことだから、この馬向きのバイアスではなかったのもきつかった。まぁでも4番人気でハナ差の5着なんだからこんなもんという見方も出来る。
6着エグランタイン
上出来。こんな感じの競馬になるだろうなと思ってた。あとは展開のあや次第って感じ。今回は強い馬がちゃんと強すぎた。このレース上位3頭を手で隠したら死ぬほど混戦だからな。スターズオンアースがあのまま沈没してたら3着争いだったと考えたらよく走ってる。
7着サウンドビバーチェ
放馬二冠はやべーよ。G1で2回放馬したことある馬って過去にいるのだろうか。この馬紫苑Sで本命にした通り実力は認めてるけど、今回は脚質と枠のマイナス要素がデカすぎた。それに加えて放馬もあって。あと2000はちょっと長いのかなとも思う。それで差のない7着に残すんだから、将来的には中山1800とかで狙える馬になるんじゃねーかなという感じ。
8着ストーリア
スタートから1コーナーまで馬がすごく力んでたね。行きたがってコーナーでメモリーレゾンとウインエクレールに挟まれるような形でポジション下げてるから、結構パフォーマンスに影響あったと思う。それで差のない8着ってことは思ってたよりもちゃんと強い馬だったのかなという印象。この馬の走る条件を理解できればどっかで美味い馬券取れそうな気配がする。
9着プレサージュリフト
強い馬だとは思うけど、今回は逆風過ぎた。枠はまぁどうせ最後方だからまだマシではある。加速しながらコーナー回ってみたいな器用な競馬が似合うタイプじゃないから、東京とかで簡単に復活すると思う。
10着ライラック
不思議な馬だ。想像通りの競馬をして、想像通り足りなかったわけだけど、ではなぜ中山では似た競馬で好走できているのだろうか。まぁ阪神2000で大外一気が厳しいってのはまず間違いないことだし、そもそも輸送がしんどい馬だって見方もある。普通に考えればこの2つのどちらかか両方だよな。得意条件で繰り返し好走するタイプだと思うからしっかり見極めたい。
11着ウインエクレール
頑張った方だと思う。序盤ストーリアと一緒に力んで走ってるし、経験不足が響いた分はデカそう。そもそもこの馬には不向きなレースになったと思うししゃーなし。
12着ウォーターナビレラ
スタートのポジション取りは見せ場あったな。微妙な枠をスッと内に入れてカバーしてた。毎回ロケットスタート決めてるのは距離短縮する上で重要だし、ポジティブに考えたい。1200とか1400に出てくるだろうから、そこで見直し。
13着エリカヴィータ
もう少し前で競馬したい馬なのかな~。今回は枠もスタートも良くなくて、後手後手の競馬だった。未だにキャラクターが見えてこない。
14着ラブパイロー
先行するのも厳しかったな。ドンマイ。
15着タガノフィナーレ
逃げられてたとしても厳しそう。
16着ブライトオンベイス
もっと無茶苦茶なペースで逃げるかと思ってたけど、意外とそれっぽいラップを刻んでて感心した。
G1は見るだけでも脳汁出るのに、馬券まで当たっちゃったら壊れちゃう~。ということで、また競馬貯金が出来たから秋競馬は気楽に遊べそう。
来週は富士Sと菊花賞。去年のタイトルホルダーは衝撃的だったけど、今年はつえー馬が出てくるかなぁ。現時点ではアスクビクターモアが順当に強いと思ってる。人気的に本命にはしないだろうとも思うけど。
地味に富士Sの上位メンバーも厳つい。セリフォス54はあかんでしょ。スコーピオンとセリフォスは万全なら勝ち負けになってほしいなぁ流石に。逆に3頭目は無限の可能性ありそうなレース。
とにかく秋のG1祭り楽しすぎる。競馬は神ゲーだ!